はじめての住まいづくり講座NO4

皆さんこんにちは!すまいポート21の田羅間です。

前回は土地の購入について説明させていただきました。今回は、新築する土地についてご説明したいと思います。

地盤改良工事って聞いたことがありますか?

「新築住宅を建てようと思って、地盤調査をしたら地盤改良工事が必要と言われて、数百万かかるといわれた」って聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

現在の建築基準法では、地盤調査を義務つけしています。地盤調査を行い、改良が必要と判断されると地盤改良工事をしなくてはいけません。その際の費用負担は、施主負担となります。「え、2000万の予算で新築しようと思ったけど、それ以上かかるの?」ただし、地盤調査は義務つけされていますが、地盤改良工事は、調査の結果次第です。「改良工事が必要ない土地を買えばいいよね」と思われますが、土地を購入する前は調査はできませんし、建物の位置などが決まらないと調査はできません。ですから購入して建物の位置が決まって初めて地盤調査となるわけです。

「じゃ、地盤改良工事の費用っていくらかかるの?」皆さん気にするところですよね。今では地盤改良の工法もいろいろあって一概にいくら?っていうのは言いずらいですが、一般的な木造住宅だと、50万から200万くらいが一般的です。建物の大きさや広さでだいぶ差が出てきます。一般的には、柱状改良工事(セメントの柱で地中から建物を支える)が多いですが、表層改良工事や鋼管杭改良工事などいろいろあるので、費用と安全性を加味して決めたほうがいいでしょう。

ここでポイント!

地盤改良工事を考える前にまず土地の選定時、チェックする方法があります。まず地名をチェックしましょう。沼とか川とか水とかとにかく地名に柔らかそうだなというところはチェックが必要です。先ほども説明しましたが、購入前に地盤調査はできません。地名が柔らかそうな土地だなと思ったら、近くで建てた新築住宅で改良工事があったかどうか確認しましょう。ネットで調べることも可能です。(下記アドレスを参考にしてください)

http://www.vic-ltd.co.jp/map/

山の斜面の宅地の場合、購入する宅地が切土(山の斜面を切っている宅地)なのか盛り土(土を盛った宅地)なのかで地盤の強度が変わります。切土のほうが地盤の強度は強いと考えたほうがいいでしょう。

 

また、地盤調査の方法でも結果が変わる場合があります。現在一般的に地盤調査の際は、SWS(スウェーデン式サウンディング)試験で行われるケースが多いと思います。費用も安く既存の建物があっても可能という事で多く行われています。宅地でドリルのようなもので掘っている場面を見つけたらSWS試験を行っていると思ってください。

その他、表面波探査法(起振器によって地震と同じような人工的な地震を地面に与え、その振動の伝わりやすさを一定距離に置かれた検出器で検知することで地盤の良し悪しを判断する)という方法もあります。費用は少し高くなりますが、SWSに比べ点ではなく面で判断するので、改良工事は必要なくなるケースがあります。

すまいポート21では、表面探査法を推奨しています。ご希望の方は、ご連絡ください。

 

土地は、大切な住まいを建てる基盤です。地盤が緩いといくらしっかりした建物でもグラついてしまいます。まずはしっかりとした地盤の土地を選びましょう。地盤で不安になったり不明な点が出てきたら、専門家に相談するのがベストです。地盤改良工事が必要になったらその土地に合った工法を選びましょう。

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